祝合格 東京学芸大学 黄于雯さん

黄于雯さんが、国立大学・東京学芸大学に合格しました!おめでとうございます!


🌸大学紹介

東京学芸大学は、教育学部を主とする国立大学であり、日本国内有数の教師養成大学です。
幼稚園・小学校・中学校・高校の教員養成課程を備え、教育理論・教育実践・教育研究の両方に力を入れています。
また、長い歴史と実績を持つ教員養成教育は、教育現場でのリーダー育成にも定評があります。


💬合格インタビュー

01|合格を知った瞬間の気持ち

合否の確認をしたのは午前10時だったと覚えています。その前の日の夜も遅くまで寝付けず、期待と焦りが入り混じっていました。東京学芸大学の公式ウェブサイトに掲載された合格者の名前の中に、自分の名前を見つけた瞬間、本当にとても感動し、同時にホッとしました。

すぐに先生方や家族にこの知らせを伝えました。自分の一年以上の努力が実を結んだと実感できて、とても安心しました。そして、この先の受験勉強でもさらに自信を持って取り組めるように感じ、これからももっと遠くまで進んでいけると信じています。


02|印象に残っている先生

私の進学過程で印象に残っているのは、現在のクラスの担任の池田先生です。池田先生はとても親切で責任感が強く、落ち着いた先生です。夏の進学校選びの際、池田先生は私に多くの貴重なアドバイスをくれました。

例えば、第一志望校を選ぶ際、同時に安定した学校にも出願することが重要だと教えてくれました。日本の受験は長期間にわたるため、JLPTやTOEFL、TOEICなどの語学試験の準備から、研究計画書のテーマ設定と執筆、さらに過去問の演習や面接練習など、準備項目が非常に多いです。

そんな長い受験戦線において、心の持ち方や精神的な状態が非常に重要だと池田先生は何度も強調していました。

合格した学校が一つでもあると、心の持ち方が全く違い、その後の受験にもポジティブな影響があると言っていました。実際、その通りでした。学芸大学に合格する前に、すでに別の学校に合格していたので、心の余裕を持って学芸大学の受験に臨むことができました。

また、池田先生は私の出願書類を一つ一つ丁寧に校正してくださり、郵送期限の確認などもしてくれました。

実は、学芸大学の受験前日、私は体調が悪かったのですが、池田先生は細やかな気配りと大きな励ましをくれました。


03|学校からのサポート

まず、武蔵浦和日本語学院進学部が行っていた試験前の面接や面談はとても役立ちました。主に模擬面接のような形で、実際の試験会場でのパフォーマンスをスムーズに発揮するために有効でした。

次に、事務所の先生方も多くのサポートをしてくれました。特に李先生はとても親切で、生活や進学に関することについて、いつも細かくアドバイスをくれました。


04|合格のために意識したこと

今回の合格に関して、私は三つの経験をシェアしたいと思います。第一に、教授との事前のメール連絡をしっかりと行うことが重要です。文系の場合、教授の研究キーワードや研究室の内容との適合度が非常に大切です。

私の専攻は社会学で、社会学にはいくつかの分野があり、例えば家族社会学、ジェンダー社会学、福祉社会学、教育社会学などがあります。

私は出願の1ヶ月前に教授に連絡を取り、完成度の高い研究計画書を添付しました。数日後に教授から返信があり、研究計画に対する関心が示され、研究方法についてのアドバイスや、筆記試験を突破して研究科に進むことへの激励をいただきました。

第二に、専門分野の過去問を必ず繰り返し解くことが大切です。過去問は通常、学校の公式ウェブサイトから入手したり、入試課にメールで問い合わせて取得することができます。

各学校の過去問の出題傾向や特徴は異なりますが、私の経験から言うと、例えば千葉大学の人文公共学府は主に古典的な社会学理論と学者について問われる一方、東京学芸大学は古典的な社会学と現代社会学の知識を結びつけ、具体的な社会問題に関連させた出題が特徴的です。

第三に、試験前の面接訓練が非常に重要です。自分の研究計画書について、研究対象、研究方法、選択理由、関連する文献を十分に理解しておく必要があります。その上で、試験前に模擬面接をしっかりと行うことが重要です。

私はほぼすべての試験の前に、私塾の先生と模擬面接の予約をして、先生が予想される質問に基づいて訓練してくれました。


05|後輩へのアドバイス

後輩たちに伝えたいのは、学びと試験は相対的に公平であり、十分な努力と時間をかければ、必ずそれが結果として返ってくるということです。

一歩一歩着実に進んで、計画を立て、各段階でやるべきことをしっかりと行いましょう。努力する皆さんもきっと成功できます!


06|武蔵浦和日本語学院での留学の感想

武蔵浦和日本語学院での留学は、私にとって非常に充実した経験でした。日本語の授業だけでなく、文化や生活面でも多くのことを学びました。

先生方はとても親切で、授業内容も実践的で、日常生活で使える日本語をしっかりと身につけることができました。学校の環境もとても良く、友達もできて、楽しい時間を過ごしました。

留学を通じて、ただ日本語を学ぶだけでなく、異文化を深く理解することができ、私の視野が広がったと感じています。


07|後輩たちへメッセージ

後輩の皆さんへ:

武蔵浦和での学びの時間は、きっと皆さんが進学を目指す道の中で最も重要な出発点のひとつです。どうか焦らず、他の人と自分を比べることなく、自分のペースで進んでいってください。

人それぞれペースは異なりますが、一歩一歩確実に前進することで、たとえ小さな一歩でも、将来大きな自信となるはずです。学びの過程は辛いこともありますが、それは本当に価値のあることです

。今、皆さんが積み重ねている努力は、必ずどこかで報われる瞬間が来ると信じています。どうか好奇心を忘れず、粘り強く、困難に負けず、そして自分に本当に合った道を見つけてください。


08|少しの心残り

もし小さな後悔があるとすれば、それは私のN1の点数があまり高くなかったことです。そのため、志望校選びの際に、研究テーマが非常にマッチしていて、ぜひとも受けたかった大学がありましたが、そこの教授がN1の点数制限を設けていたため、最終的にはその選択肢を諦めざるを得ませんでした。

少し残念ではありますが、それでも自分が今後、さらに言語能力を向上させる必要があることをより明確に認識できました。

また、学芸大学の筆記試験の前日に体調が優れなかったことが、多少なりとも試験のパフォーマンスに影響を与えました。

しかし振り返ってみると、これらの後悔も私の成長の一部となり、「十分な準備」と「安定を保つ」ことの重要性を学ぶことができました。