祝合格 長岡造形大学 余章闻さん

🌸大学紹介

長岡造形大学は1994年に設立された、新潟県長岡市にある公立大学です。
「造形を通して真の人間的豊かさを探求し、それを社会に還元すること」を理念とし、創造力と社会性を兼ね備えたデザイン・アートの専門人材を育成しています。

美術やデザインの枠を超え、芸術・工学・情報・経済などさまざまな視点を融合。
「デザイン」の広い可能性を追求し、変化の激しい社会の中でも柔軟に対応できる力を育てています。

🧑‍🎓自己紹介

私は浙江万里学院から、武蔵浦和日本語学院との3+1提携プログラムを通じて留学しました。

💬合格インタビュー

01|合格を知った瞬間の気持ち

合格発表の前の晩は緊張で眠れませんでした。
翌朝、すぐにパソコンの前で結果を確認し、自分の受験番号を見つけた瞬間は信じられない気持ちでした。

「本当に受かったんだ…」と実感したとき、これまで支えてくれた先生や仲間、そして努力してきた自分に心から感謝しました。

02|印象に残っている先生

一番お世話になった先生は担任の池田先生です。
生活面でも学習面でもいつも親身にサポートしてくださいました。

個人面談では細かな悩みにも丁寧に耳を傾けてくださり、出願の際は書類の確認を何度もしてくださったおかげで、安心して手続きを進めることができました。

池田先生がいなければ、ここまで順調に合格できなかったと思います。本当に信頼できる先生です。

03|学校からのサポート

武蔵浦和日本語学院は、生活・学習の両面でとても丁寧なサポートをしてくれます。

困ったことがあればいつでも先生に相談でき、安心して生活できました。

特に進学指導が非常に充実しており、個別面談や講座を通して、出願や面接の準備を細かくサポートしてくれます。

こうした手厚い支援があったからこそ、短期間で合格をつかむことができました。

04|合格のために意識したこと

受験勉強中は、ゲームをほとんど削除して勉強に集中しました。
「努力に近道はない」という気持ちで、毎日コツコツと取り組みました。

美術系の学生に伝えたいのは、できるだけ早く出願を済ませ、前期試験や一期試験を積極的に受けることです。
前期のほうが競争がやや緩く、合格のチャンスが広がります。

また、作品制作のペースを落とさず、たくさん描き、たくさん研究することが大切です。

オープンキャンパスや教授との面談にも積極的に参加し、直接アドバイスをもらうことで、自分の方向性を明確にすることができました。

05|後輩へのアドバイス

美術を学ぶ後輩たちに伝えたいのは、「たくさん描くこと」です。
描けば描くほど感覚が磨かれ、アイデアも生まれてきます。

また、日本では展覧会に行きやすい環境があるので、ぜひいろいろな展示を見てください。自分の専門分野以外の展示を観ることで、新しい発想や刺激を得ることができます。

私はイラスト専攻ですが、彫刻やインスタレーションの展示もよく観に行きます。

さらに、志望校や教授について自分で調べ、情報を集めることも大切です。

そして、わからないことがあれば遠慮せず先生に相談してください。先生のアドバイスは的確で、本当に助けになります。

06|これからの目標

大学院を卒業したら、日本で就職したいと考えています。
仕事をしながらも絵を描き続け、副業としても発展させていきたいです。
大学院での学びを出発点として、これからも長く創作活動を続けていくつもりで す。

07|少しの心残り

合格はしましたが、まだ自分に改善の余地があると感じています。
作品集をもう少しブラッシュアップしたかったですし、面接では緊張して十分に表現できなかった部分もありました。

今後はさらに完成度の高い作品集と研究計画を準備し、自信を持って面接に臨みたいです。